防災散歩をしました

今日は宮川幼稚園の重点取り組みのひとつである「防災保育」について,講師の先生をお招きして園内研究会を行いました。

震度6の地震発生ののちに大津波警報が発令されたことを想定して,自分の身を守る訓練と年長組は若宮公園まで避難する訓練をしました。

年少組は初めの地震の訓練でしたが,年長組から「命を守る行動」を教えてもらいました。

その後の訓練でも成果がばっちり出ていました。

今日は水平避難に備えて,「避難袋」(水と乾パンが入っている保護者の方手作りの個人袋)を自分のリュックに入れて背負ったり,防災ヘルメットをかぶったりするおけいこもしました。

その後,園庭のクスノキの下に全員避難しました。

そこから,年少組は43号線の陸橋の下まで,年長組は避難先の若宮公園まで歩きました。

普段のお散歩の様子と違い,誰もおしゃべりをする人がおらず,とても静かに歩いていました。講師の先生から「とても落ち着いて避難できていました」とほめていただきました。

幼稚園に戻り,子どもたちと今日の訓練の振り返りをしました。

「前の人と間が開かないように歩かないといけないね」という言葉が子どもたちから出てきました。年長組からは「余震の音がするかもしれないから,静かに歩かないといけないと思う」等々,さすが防災保育2年目の年長組ならではの話し合いが行われていました。

防災の取組を通して,子どもが自分で周りの様子に気づいたり,振り返りをする中で自分が頑張ったことや友達が頑張ったことも共有しながら,子ども一人ひとりの学びにしていきたいと考えています。