白浜アドベンチャーワールドとのオンライン交流
今日は和歌山白浜アドベンチャーワールドと幼稚園とのオンライン交流をしていただきました。
子どもたちは自分たちの姿がスクリーンに映し出されるとそれだけでわくわくした気持ちになりました。
まず初めは子どもたち向けにパンダの飼育員の方が写真や映像を通してパンダの生活について教えていただきました。
昨年生まれた「楓風(ふうひん)」やお母さんパンダの「良浜(らうひん)」が映し出されると「わあ!かわいい!」「大きい!」と歓声が上がりました。楓浜ちゃんが11月生まれだと聞いて「一緒だ!」と喜ぶ子どももいました。
質問タイムでは宮川幼稚園のみんなから「楓浜(ふうひん)が好きな食べ物は何ですか?」とお聞きしました。
お母さんパンダのおっぱいを飲んでいると聞いた子どもたちは「人間と一緒だね」と納得したり,大好物のリンゴは皮をむいて食べることを聞くと「私と一緒だ!」と喜んだりする姿がありました。「幼稚園のふわちゃん(うさぎさん)はリンゴの皮が好きなのに違うんだね」というつぶやきも聞こえてきました。
子どもたちは,パンダのお話をたくさん聞かせていただいたことや飼育員の方と直接お話が出来たこと,そして同時につながった岩園幼稚園と小槌幼稚園のお友達とも楽しい時を過ごすことができたことも嬉しかったようで,「またアドベンチャーワールドに行きたいな・・」という子どももいました。
子どもたちの交流の後は幼稚園の在園児と未就園児の保護者の方を対象に「パンダの子育てについて」
の子育て講座をしていただきました。
双子で生まれることが多いパンダの飼育の大変さや,お母さんパンダは赤ちゃんの間,常に抱き続けて排泄の際も片時も離さないことや初めて屋外に出た時も片時も目を離さず,そばで見守っていることを写真やビデオで見せていただきました。お母さんパンダが愛情いっぱいに子育てをしていることを感じました。
最後にはリアルタイムでパンダの様子を見せていただましたが,お話をお聞きした後だったのでいつもよりさらにその姿を愛おしく感じました。
ご参加いただいた保護者の方のアンケートには「パンダの姿に癒されました」「パンダは人工飼育も可能だけれど,あえて母親に育ててもらうというお話が印象的でした」「パンダさんも出産後,寝ずに子育てをしていると聞いて,自分も小さい子どもを育ててこまぎれ睡眠が続いていますが,頑張ろうと思いました」との感想をいただきました。また「自分の出産や子育てを思い出して涙が出そうになりました・・」というお話もお聞きしました。
保護者の方には子育てを振り返る機会にしていただいたり,子どもたちも保護者の方も,元気になっていただけるオンライン交流だったのではないかと感じました。
ご参加いただいた保護者の皆様,ありがとうございました。
そしてこの度のオンライン接続の実現に向けてご尽力いただいた教育委員会の先生方にも感謝します。
ありがとうございました。