いろいろな生き物とともに

宮川幼稚園ではいろいろな生き物と触れ合う機会を大切にしています。

年長組は5月から観察を続けている打出商店街のツバメの巣の様子を見に行きました。

前に観ていた巣のツバメが巣立って空っぽになっていたり,新しく生まれた4羽のかわいいヒナの様子が見えたりしました。続けて見に行くことで,ヒナの成長の様子や変化がわかり,より関心をもって観ています。いなくなったことも「大人になって遠くに飛んで行ったのかな・・」と想像しながら,話し合いを重ねています。

幼稚園に帰ってから,観たことや気付いたことを話し合ったり,身体表現して遊んだりしながら,経験を共有化し,みんなの学びにしています。

 

そして,前にみんなできれいにした幼稚園の池の周りが少しずつ緑色になってきました。

”このまま汚れてしまうのかな。どうしたらいいのかな・・”と子どもたちと話し合っていました。

地域に”池の先生”がいらしゃったことを思い出し,ご連絡するとすぐに幼稚園に見に来てくださいました。

池の壁面についているものは「あおこ」といって,生き物にとっては餌になることや池の中のショウブの花が水を循環させてくれることなどを教えていただきました。

このままで大丈夫と言っていただき,みんな一安心。

もう少し金魚や水草を入れてあげるとよいことも教えていただきました。

さっそくやってみようと思います。

地域の方にこうして,お力をお借りして,子どもたちの新たな学びにつながっていることをとても有難く思います。