2021年6月の記事一覧

田植えをしました

田植えをしました。

昨年度と同じ,田んぼの先生からいただいた苗を植えました。

昔から「米」という文字には八十八の手間(仕事)があることを先生から教えてもらい,子どもたちは,田んぼの泥作りと苗を植える経験をしました。

まず初めは泥作りから。

田植えの先生からいただいた泥と水をよく混ぜ合わせます。

最初は恐る恐る触っていた子どもたちですが,「気持ちいい」「チョコレートみたい」と砂場の砂とは違い、粘り気のある泥の感触を楽しんでいました。

次はいよいよ田植えです。

一人ずつクラスの田んぼに植えていきました。みんな上手に植えていました。

これからみんなで,水の具合や苗の育つ様子を見守り,世話を続けていきます。

秋の収穫の時には,田んぼの先生にも来ていただいて,お米が収穫できますように。

 

兵庫県立人と自然の博物館エコロコプログラム

今日はPTAさんの協力を得て,兵庫県立人と自然の博物館の先生が来園して「エコロコプログラム」をしてくださいました。

まず年少組は,「葉っぱグルグル」というおもちゃ作りをしました。

PTAさんが事前に作ってくださっていた竹串のおもちゃに葉っぱを通して,息を吹きかけると葉っぱがクルクルとおもしろいように回るのです。年少組さんは嬉しくなって何度も回して遊びました。

年長組は園庭のクスノキの下で,宮川幼稚園のシンボルツリーであるクスノキのお話を聞きました。

クスノキの葉っぱや花の茎を匂ってみるとちょっと不思議な匂いが・・・。昔はそれを虫よけに使用していたことや,クスノキの花がとても可憐でかわいらしいこと,クスノキの種は「アボガド」と形状が似ていて同じ種類であること等々,子どもはもちろんのこと,先生たちやPTAさんも初めて聞くお話に驚いたり,感心したりでした。

年長組はその後,ホールで葉っぱの表面などを大きくスクリーンに映して,見せていただきました。葉っぱの細部が映し出されるたびに「うわあ!」「すごい!」と歓声が上がっていました。

今日の体験を通して,子どもたちは自然の不思議やおもしろさを知る大変よい機会になりました。博物館の先生,ありがとうございました。

お帰りの時に子どもに「兵庫県立人と自然の博物館に行ってみたいね」とお話している保護者の方を見かけました。機会があれば是非是非おでかけくださいね。

 

 

桜島大根の重さは?

宮川幼稚園の野菜の先生が,ご自宅で育てておられた桜島大根を幼稚園に分けてくださいました。

種取り用においておかれたとのことで,その大きさは驚くほどです。

形は「おおきなかぶ」のお話に出てくる,かぶにそっくりです。

野菜の先生のご提案で,みんなで「重さ当て」をすることにしました。

予想した重さを記入するカードを配って,おうちの方と相談して書いてきてもらうことにしました。

さっそくお帰りの時に,大根を持ち上げてみたり,お子さんと大根を交互に抱っこして重さを予想される方もいらっしゃいました。

金曜日まで予想を受け付けて,その後,大根の体重測定をする予定です。

さあ,みなさんの予想は当たるでしょうか・・・。

 

 

泥んこ遊び第二弾

今日は気温がぐんぐん上がり,とても暑い一日でした。

年長組は服を着替えて,砂場に大集合。

砂と水にたっぷりと触れて遊びました。

初めは個々に作っていた川が次々つながっていったり,砂場だけでは収まらず,

砂場の外にも川ができたりと,友達とつながり合って遊びました。

お団子作りもさかんで,今日はひときわ大きなお団子ができていました。

たっぷり遊んだので,気付くと服も手足もドロドロに・・・。

手足をきれいに洗い,元の制服に着替えると気分もさっぱりしました。

”汚れても,またきちんともとに戻る”この経験が,情緒的にも大切なことなのです。

さっぱりした後のお弁当は格別においしかったようです。

心も体も大満足な一日でした。

 

宮川小学校の参観

今日はお隣の宮川小学校の運動会の練習を見せてもらいに行きました。

5月下旬ごろから,宮川小学校の校庭から楽しい音楽やBGMが聴こえてきて,子どもたちも手洗いをする時に背伸びをして,小学校の様子を見ていました。

昨日,宮川小学校の校長先生にお電話をして「幼稚園の子どもたちが練習の様子を見たがっているのですが・・」とお話をすると「いつでも見に来てください。明日でもいいですよ!」と言ってくださいました。

そして今日。さっそく年長組で行かせていただくことにしました。

校長先生から「ゆっくり見ていってくださいね」と優しく声をかけていただき,嬉しくなった子どもたち。ちょうど1・2年生が合同で練習しているところを見せていただきました。

「去年ペアだったお姉さんがいる!」「前のもも組さんだ!」と知っている1年生を見つけてまたまた嬉しくなりました。

体操やダンス等見せていただいたのですが,みんなで気持ちを合わせて元気いっぱいに演技していて素敵でした。子どもたちも,”元先輩”の1・2年生に大きな拍手を送っていました。

時間の都合で,最後まで見せてもらうことは出来なかったのですが,みんなで「ありがとうございました」とお礼を言って,幼稚園に戻ってきました。

子どもたちは”1年後にはあんな風に運動会をするんだな・・”とイメージができたことと思います。

宮川小学校のみなさん,見せていただいてありがとうございました。とてもよい機会になりました。

明日も頑張ってくださいね。応援しています。

アジサイが満開に

園庭のアジサイが美しく咲いています。

子どもたちは「ボールみたい」「ちっちゃなお花がいっぱい集まってる」「色んな色がある」と気付いていた子どもたちです。

年長組はさっそく絵にかいてみることにしました。

描きぶりが一人ひとり違っていて,自分なりに感じたアジサイを描いていました。

アジサイはもうしばらくの間,子どもたちの目を楽しませてくれそうです。

メダカのコタロー劇団

今日はメダカのコタロー劇団の方が来てくださり,素敵な読み聞かせと遊びをしてくださいました。

豪華なセットの中から,王様とお姫様が現れて,子どもたちはそのお話の世界に引き込まれていました。

コタロー劇団の方は,環境を大切にする活動にも取り組まれており,お話の中で自然や生き物について子どもたちなりに考えさせられる内容でした。

また,楽しい手遊びを教えてもらったり,最後には,みんなでひそかに練習していた「生きる力を」というダンスも一緒に踊ったりしました。

今日の楽しい会を通して,身近な自然について関心を広げるきっかけになるといいなと思いました。

メダカのコタロー劇団さんにはよい機会を作っていただき,ありがとうございました。

 

自然とふれあって

年長児を中心に,池の周辺がにぎやかです。

今日もさっそくザリガニ釣りが始まりました。池の中の様子がよく見えるようになって,初めて釣れる子も出てきました。

今日はあっという間に10程のザリガニが釣れました。

年少組の子どもたちは,先生と一緒に初めて幼稚園の裏庭に探検に出かけました。

そこで、たわわに実るビワの木を発見!

「おいしそう」「食べられるのかな?」と興味しんしんです。

まだ食べるにはちょっと色が薄いようです。

もう少し熟すのを待って,みんなでいただきましょうね。

 

池掃除大作戦②

昨日の池の生き物救出作戦ののち,午後に先生&実習生で池掃除をしました。

池の底の泥をすべてすくい出し,ブロックやレンガをきれいに洗いました。

子どもたちと一緒にできればよかったのですが,今年は先生たちで頑張りました!

今朝,池が底が透けて見えていることに気づいた子どもたちが,

「きれい!池の底が見える!」と大喜びでした。

いよいよ次は子どもたちの出番です。

昨日にすくい出した生き物たちを池に戻します。

ザリガニ・金魚・フナ・エビ・メダカがそれぞれ何匹いたのかをみんなで予想して,一匹ずつ数えながら池に放すことにしました。

思っていたよりも生き物が多くいて驚いたり,ザリガニの方が金魚より多いこと,一番多くいたのはメダカだったことなど,新しい発見がありました。

放流を無事に終えると、さっそくザリガニ釣りに挑戦。

今までと違い,ザリガニの行方がはっきりと見えるので子どもたちは粘り強く,ねらっていました。

二日間に渡る池掃除大作戦。

子どもたちも先生も,色んな体験や気づきをすることができました。

そして,掃除をすることで池がより身近になりました。

保護者の方も帰りがけに子どもと一緒に池の様子を覗いてくださっていました。

これからも池の生活に思いを馳せながら過ごしていきます。

池大作戦!

ザリガニ釣りが流行り,毎日池周辺がにぎわっています。

ある子どもから「池が濁っていて,中がよく見えない」という声が聞こえてきました。

みんなでどうしようか・・と考え,「池の中をきれいにしたい!池を掃除しよう!」と思いつきました。

でも,池の中は,どうやって掃除をしたらよいのでしょう・・・。

「まずはザリガニを全部釣り上げよう」「金魚さんもすくわないとね」ということで今日は年長組が全員でザリガニ釣りを始めました。

金魚は網ですくうことに決定。素早く泳いでいく金魚を追いかけること数十分…。

途中から池の水も抜いていくことにしました。

水が少なくなると,普段は姿を見ることがなかった赤ちゃんザリガニやフナのような大きな金魚が現れ,子どもたちは大興奮!

今晩,池のザリガニや金魚たちはたらいの中で一晩過ごし,明日は池に戻す予定です。

明日,池の中はどんな様子になっているでしょうか・・・。