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子育てグループ「さるっこ」さん
緊急事態宣言が解除になり,宮川幼稚園の子育て自主グループ「さるっこ」さんが今日から再開し,再開を待っていてくれたお友達が遊びに来てくれました。
今日は子育てセンターの先生が来てくださる日で,楽しい親子遊びの歌がたくさん聞こえていました。
お外で遊ぶ時間が,ちょうど幼稚園の子どもたちが外遊びをしている時間と重なり,幼稚園の子どもたちがしゃぼん玉遊びコーナーで遊んでいると,小さいお友達が吸い寄せられるように集まってきて,道具を手にして遊び始めました。当初の予定にはなかったのですが,小さいお友達がおうちの方と一緒に上手に遊んでいたので,しばらく一緒に楽しみました。
暑い中でしたが,乗り物等の遊びも楽しんでいました。
また今度は,幼稚園のビニールプールでもいっぱい遊びましょうね。
ぬれてもよい服装でお越しくださいね。
お待ちしています。
「おおきなかぶ」ならぬ「おおきな大根」
今日は6月の生まれのお友達のお誕生会でした。
誕生会も3回目となり,子どもたちは会の雰囲気にも慣れてきたようです。
お誕生日のお友達は6人。それぞれに好きな遊びや得意な遊びを披露してくれました。
そして,今月はお誕生日の先生を中心に劇遊びをしました。
タイトルは「おおきな大根」です。
以前、ご近所の野菜の先生から巨大な桜島大根をいただき,重さ調べをした経験から,
ロシアの有名な民話「おおきなかぶ」を宮川幼稚園バージョン「おおきな大根」にして
劇をしました。
おじいさんが種を植えて育てた大根。なかなか抜けません。次々集まってきたおばあさんや孫,犬,ネコ,ネズミで力を合わせます。
最後は宮川幼稚園の子どもたち全員のパワーを集めて・・・
「うんとこしょ,どっこいしょ,うんとこしょ,どっこいしょ!!」
とうとう大きな桜島大根が抜けました!
子どもたちからは拍手喝采。
子どもたちは実際の経験があったので,いつもより一層楽しい,お誕生会になりました。
先生たちの熱演ぶりがとてもよかったです!
それぞれのしゃぼんだま遊び
今日も暑い一日でしたが,園庭の大きなクスノキの下でしゃぼんだま遊びをしました。
友達と一緒にするといっぱいしゃぼんだまが出来て,子どもたちはとても嬉しそうでした。
また,見ているだけで涼しげな気持ちになりました。
ゆっくりと大きなしゃぼんだまを作りたい子,たくさんのしゃぼんだまを素早く同時に作りたい子,風に乗って流れていくしゃぼんだまをじっと眺めるのがおもしろい子・・・一人ひとり,自分のやりたいこと,試したいことが違っています。
自分なりに試すことを大切にしながら,遊んでいます。
じゃがいもを分けてみよう!
昨日に収穫したじゃがいもを年長組が持ち帰り用に分けてくれました。
先生たちで来週のカレー会食用のじゃがいもを取り分け,一人当たりの持ち帰りの重さを決めました。
年長さんから「年少さんにも持って帰らせてあげよう」という心温まる意見が出て,年少さんの分も年長さんが用意してくれました。
今日は料理用の「はかり」を使って,同じ重さになるように,じゃがいもを増やしたり減らしたり。「思ったより減らないなあ・・・この大きいのを減らしてみよう」「あとちょっと足りないから小さいじゃがいもを足してみよう」と一人ひとり,試行錯誤していました。
全員分の用意ができたところで,年少組のお部屋に届けに行きました。
素敵な贈り物を目にした年少さんは,思わずすぐに手が伸びそうになりましたが,
丹精込めて育ててくれた年長さんに「ありがとう」のお礼を言って,大事に受け取りました。
みんな,おうちでどんなお料理にしていただいたでしょうか。
明日,幼稚園で教えてくださいね。
じゃがいもの収穫と玉ねぎのお味噌汁
先週の玉ねぎの収穫に続き,年長組が育てていたじゃがいもを収穫しました。
野菜の先生に来ていただき,じゃがいもの掘り方を教えていただきました。
さっそく掘ってみると・・・
じゃがいもが続々と出てきました。
その大きさや数の多さは野菜の先生も驚くほどで,お陰様で大収穫となりました。
子どもたちはまず自分で掘ったじゃがいもを大きさ番に並べたり,数を数えたりしました。
その後,みんなのじゃがいもを「大きい」「中くらい」「小さい」の大きさに分けて,重さも体重計で測りました。
今度カレーにして,いただく予定なのですが,それでもまだまだ余りそうだったので,
明日に子どもたちで分けることにしました。
どうやって分けるかも年長組で試案中です。
そして今日はさらに楽しいことがありました。
先週に収穫した玉ねぎを使って、先生たちでお味噌汁を作りました。
お料理名人の二人の先生が給食室で出際よく作ってくださいました。
「おいしい!」「3杯もおかわりしたよ」「お味噌汁飲んだら,ここらへん(胸のあたり)がほっこりした」と嬉しい言葉を言ってくれる子どももいました。
自分たちで育てたり,先生が愛情をこめて作ってくださったお味噌汁の味は格別だったようです。まさに「食育」です。
またこんな機会を持てるようにと考えています。
いろいろな生き物とともに
宮川幼稚園ではいろいろな生き物と触れ合う機会を大切にしています。
年長組は5月から観察を続けている打出商店街のツバメの巣の様子を見に行きました。
前に観ていた巣のツバメが巣立って空っぽになっていたり,新しく生まれた4羽のかわいいヒナの様子が見えたりしました。続けて見に行くことで,ヒナの成長の様子や変化がわかり,より関心をもって観ています。いなくなったことも「大人になって遠くに飛んで行ったのかな・・」と想像しながら,話し合いを重ねています。
幼稚園に帰ってから,観たことや気付いたことを話し合ったり,身体表現して遊んだりしながら,経験を共有化し,みんなの学びにしています。
そして,前にみんなできれいにした幼稚園の池の周りが少しずつ緑色になってきました。
”このまま汚れてしまうのかな。どうしたらいいのかな・・”と子どもたちと話し合っていました。
地域に”池の先生”がいらしゃったことを思い出し,ご連絡するとすぐに幼稚園に見に来てくださいました。
池の壁面についているものは「あおこ」といって,生き物にとっては餌になることや池の中のショウブの花が水を循環させてくれることなどを教えていただきました。
このままで大丈夫と言っていただき,みんな一安心。
もう少し金魚や水草を入れてあげるとよいことも教えていただきました。
さっそくやってみようと思います。
地域の方にこうして,お力をお借りして,子どもたちの新たな学びにつながっていることをとても有難く思います。
玉ねぎ大収穫!
お世話になっている地域の野菜の先生にも来ていただいて,年長組が育てていた玉ねぎを収穫しました。
今年は豊作で,とても立派な玉ねぎが次々収穫できました。
野菜の先生のお陰です。本当にありがとうございます。
収穫した後は玉ねぎと記念撮影。
その後,保育室に持ち帰り,匂いをかいだり,長さ比べをしたり,気づいたことを話し合ったりしました。
先日の桜島大根の重さ比べをしたことを覚えていたのか,友達の玉ねぎを重さ比べをした子どももいたようです。
自分の玉ねぎを絵にも描いてみました。
2階の年長組の保育室あたりは,玉ねぎの匂いに満ち溢れていましたよ。
来週から,収穫した玉ねぎをみんなでいただくことを考えています。
今から,楽しみです!
防災散歩をしました
今日は宮川幼稚園の重点取り組みのひとつである「防災保育」について,講師の先生をお招きして園内研究会を行いました。
震度6の地震発生ののちに大津波警報が発令されたことを想定して,自分の身を守る訓練と年長組は若宮公園まで避難する訓練をしました。
年少組は初めの地震の訓練でしたが,年長組から「命を守る行動」を教えてもらいました。
その後の訓練でも成果がばっちり出ていました。
今日は水平避難に備えて,「避難袋」(水と乾パンが入っている保護者の方手作りの個人袋)を自分のリュックに入れて背負ったり,防災ヘルメットをかぶったりするおけいこもしました。
その後,園庭のクスノキの下に全員避難しました。
そこから,年少組は43号線の陸橋の下まで,年長組は避難先の若宮公園まで歩きました。
普段のお散歩の様子と違い,誰もおしゃべりをする人がおらず,とても静かに歩いていました。講師の先生から「とても落ち着いて避難できていました」とほめていただきました。
幼稚園に戻り,子どもたちと今日の訓練の振り返りをしました。
「前の人と間が開かないように歩かないといけないね」という言葉が子どもたちから出てきました。年長組からは「余震の音がするかもしれないから,静かに歩かないといけないと思う」等々,さすが防災保育2年目の年長組ならではの話し合いが行われていました。
防災の取組を通して,子どもが自分で周りの様子に気づいたり,振り返りをする中で自分が頑張ったことや友達が頑張ったことも共有しながら,子ども一人ひとりの学びにしていきたいと考えています。
田植えをしました
田植えをしました。
昨年度と同じ,田んぼの先生からいただいた苗を植えました。
昔から「米」という文字には八十八の手間(仕事)があることを先生から教えてもらい,子どもたちは,田んぼの泥作りと苗を植える経験をしました。
まず初めは泥作りから。
田植えの先生からいただいた泥と水をよく混ぜ合わせます。
最初は恐る恐る触っていた子どもたちですが,「気持ちいい」「チョコレートみたい」と砂場の砂とは違い、粘り気のある泥の感触を楽しんでいました。
次はいよいよ田植えです。
一人ずつクラスの田んぼに植えていきました。みんな上手に植えていました。
これからみんなで,水の具合や苗の育つ様子を見守り,世話を続けていきます。
秋の収穫の時には,田んぼの先生にも来ていただいて,お米が収穫できますように。
兵庫県立人と自然の博物館エコロコプログラム
今日はPTAさんの協力を得て,兵庫県立人と自然の博物館の先生が来園して「エコロコプログラム」をしてくださいました。
まず年少組は,「葉っぱグルグル」というおもちゃ作りをしました。
PTAさんが事前に作ってくださっていた竹串のおもちゃに葉っぱを通して,息を吹きかけると葉っぱがクルクルとおもしろいように回るのです。年少組さんは嬉しくなって何度も回して遊びました。
年長組は園庭のクスノキの下で,宮川幼稚園のシンボルツリーであるクスノキのお話を聞きました。
クスノキの葉っぱや花の茎を匂ってみるとちょっと不思議な匂いが・・・。昔はそれを虫よけに使用していたことや,クスノキの花がとても可憐でかわいらしいこと,クスノキの種は「アボガド」と形状が似ていて同じ種類であること等々,子どもはもちろんのこと,先生たちやPTAさんも初めて聞くお話に驚いたり,感心したりでした。
年長組はその後,ホールで葉っぱの表面などを大きくスクリーンに映して,見せていただきました。葉っぱの細部が映し出されるたびに「うわあ!」「すごい!」と歓声が上がっていました。
今日の体験を通して,子どもたちは自然の不思議やおもしろさを知る大変よい機会になりました。博物館の先生,ありがとうございました。
お帰りの時に子どもに「兵庫県立人と自然の博物館に行ってみたいね」とお話している保護者の方を見かけました。機会があれば是非是非おでかけくださいね。